東レ尖端素材、非上場だけど持続可能性報告書の公開、ESG経営の強化の意志を込める
2024. 10. 29
東レ尖端素材が創立以来初のESG経営成果を含めた「2024年持続可能性報告書」を公開した。
東レ尖端素材はESG経営の強化及び利害関係者との透明なコミュニケーションに取り組むために非上場企業にもかかわらず自ら持続可能性報告書を発刊、韓国経営認証院から第三者検証を経て社内ホームページに公開した。
東レ尖端素材は温室ガスの削減及び気候変化への対応、人権尊重する経営の実践と持続可能なサプライチェーンの構築、透明な支配構造の確報をESG戦略の方向として提示し、「環境配慮型製品」、「環境配慮型技術」、「リサイクル」など3大事業課題を推進した。
特に、2023年から顧客会社の廃離型フィルムを収去した海重合リサイクル技術を活用、原糸に再生産して顧客会社の作業服制作に使用するなどサーキュラーエコノミーを実践していて、環境配慮型製品及び技術を持続的に開発することでグローバル評価機関であるEcovadisのブロンズレベルの獲得、GRS(Global Recycled Standard)の認証獲得、製品の炭素情報データベースの確保及びLCA(全過程評価: Life Cycle Assessment)システム構築などの成果も得た。また、持続可能性委員会を設置してESG観点の経営体系を確報した。
報告書は持続可経営の国際報告基準であるGRIとアメリカの持続可能性会計基準委員会であるSASABの公示基準に基づいて作成し、第三者検証を経て正確性と信頼性を確報し、役職員の子どもたちが描いたESG画像を挿絵として使用し、意味を足した。
金永燮代表理事社長は「すべての分野でESG経営を加速化して持続可能な未来への競争力を拡大し、すべての利害関係者とともに成長できるよう努力する」と述べた。