第3回韓国東レ科学振興財団の授賞式を開催、化学及び材料分野の発展に寄与
2020. 10. 22
韓国東レ科学振興財団(理事長:東レ尖端素材 李泳官会長)が、第3回科学技術賞及び研究基金の授賞式を10月22日韓国東レR&Dセンターで開催した。
今回の授賞式は、新型コロナウィルスの拡散防止のため、受賞者とその家族、財団関係者、拠出社社長など約50名の最小人数のみで行われた。
科学技術賞の受賞者は基礎分野にナム・ウォンウ梨花女子大学碩座教授、応用分野にチョ・ギルウォンPOSTECH教授が選定され、それぞれ賞金1億ウォンと賞牌を授与された。
研究基金では、基礎分野にチョ・ウンジン中央大学教授、リ・ギラ成均館大学教授が、応用分野にはキム・シンヒョンKAIST教授、オ・ジュンハクソウル大学教授など4チームが選定され、毎年研究費5千万ウォンを3年間支援される。
李泳官会長は歓迎の辞で、韓国東レ科学振興財団が変化と革新の中心である科学力量の振興に役立ち、これからも人類社会の課題解決に励む研究者たちを激励し、支援し続けるとの意志を伝えた。
また、動画メッセージで祝辞を伝えた日覺昭寛東レ社長は受賞者たちに向けてのお祝いメッセージとともに、財団活動を通じて科学技術の振興及び人材育成に一助し、韓国と日本の友好と親善に寄与することを期待すると述べた。
一方、韓国東レ科学振興財団は毎年、科学技術賞と研究課題を公開受付し、生涯の優れた業績とクリエイティブな課題を中心に審査を行う。今年で科学技術賞には6名が選定され、研究基金は12チームを支援している。