李泳官会長は10月、日韓専門家交流団体である「SETO(Seoul-Tokyo)フォーラム」にて東レ尖端素材の成功要因と未来事業戦略について特講を開いた。

SETOフォーラム会員約20名が参加したこの日の特講で李会長は「Global素材企業、TORAYと成長する韓国TORAYグループ」をテーマに東レグループの革新性と韓国東レグループの成長背景及びVision2030と関連した東レ尖端素材の未来事業戦略などを後援した。

李会長は東レグループが世界屈指の素材企業として飛躍できた要因として、極限の品質追求・研究分野における自律と創意・炭素繊維の開発など弛まぬ挑戦の執念などを言及した。

また、東レ尖端素材の成功には日本東レとの緊密な協力及び企業文化の成功的な融合、競争力確保のための持続的な変化と革新、そして信頼と相生の安定的な組織文化がベースにあったことを強調した。このような革新DNAを磨いてVision2030の達成及びグローバル事業変化に対応すべく次世代ディスプレイ、ニューモビリティ、エコ素材など5大重点事業領域に積極的に進出することを明らかにした。

講演を聞いた出席者たちは、東レグループの韓国投資拡大、韓国東レグループの事業分野と生産製品などそれぞれ興味のある分野について質問しながら大きな反響を見せた。