東レ尖端素材、国内最初の環境にやさしいメタアラミド「原着糸」の量産を開始
2021. 08. 18
東レ尖端素材、??最初の環境にやさしいメタアラミド「原着?」の量産を開始
東レ尖端素材が国内最初のポリマーに顔料をいれて固有の色を発現させながら染色工程が必要ない環境にやさしいアラミドの「原着糸」を大量生産する。
今回開発したアラミド原着糸は顔料段階から着色がされていて色相の発現が可能で、大量の水を使う染色工程が追加で必要にならないため、水資源の節約はもちろん、染色処理の費用と時間を減らせる環境にやさしい素材として評価されている。また、日光や洗濯などの外部要因によって色相の変形が少ない安定的な特徴がある。
東レ尖端素材はアラミド事業に持続的な投資と培ってきた技術力をもとに原着糸の量産に成功したことでアラミド原綿、原糸、Fibrid、Paperに至るまで高度の製品構造を備えた。
アラミド原着糸は、海軍の船員服、陸軍の戦車服など難燃性が要求される戦闘服と耐熱性及び絶縁性を必要とする電気、精油、鉄鋼など機能性作業服に最適化された特性があり、様々な分野で作業者の安全性堤高に寄与するものと期待されている。
東レ尖端素材は原綿、原糸、ペーパーなど多くの製品群があるアラミド事業に対する研究開発力の強化を通じて用途を拡大する一方、顧客のニーズに速やかに対応していく計画である。