応用分野

難治性疾患の治療と先端医療技術の未来を明らかにする

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李斗成 名誉教授

受賞業績

李斗成文行碩座教授は、生体医療用高分子基盤のナノ粒子及び生体注入型ゲルを開発してがん、脳卒中、糖尿病などの難治性疾患治療に応用する研究を通じて、生体材料及び薬物伝達分野で世界的な研究成果を成し遂げた。

最近はハイドロゲル以外に刺激反応型ミセル、ポリマーソーム、ハイブリッドナノ粒子などを開発し、静脈注射を通じて疾病箇所に選択的に薬物を伝達したり、物理化学的なシグナル発信を通じて精密な診断を可能とする機能を明らかにした。

政府が主管する先導研究センター支援事業の診断/治療用高分子研究センター長として活動しながら、共同研究による成果の極大化を目指して弛まぬ努力を続けるなど、生体材料分野の発展に大きく貢献した。

学歴及び主要経歴

  • 1973年 ~ 1978年 ソウル大学 化学工学科 学士
  • 1979年 ~ 1981年 KAIST 化学工学 修士
  • 1981年 ~ 1984年 KAIST 化学工学 博士
  • 1984年 ~ 2019年 成均館大学 化学工学/高分子工学部 教授
  • 2005年 ~ 2007年 成均館大学 工科大学 学長
  • 2010年 ~ 2019年 診断治療用高分子素材研究センター(ERC) センター長
  • 2019年 ~ 2022年 韓国科学技術翰林院 対外協力副院長

業績紹介