李斗成文行碩座教授は、生体医療用高分子基盤のナノ粒子及び生体注入型ゲルを開発してがん、脳卒中、糖尿病などの難治性疾患治療に応用する研究を通じて、生体材料及び薬物伝達分野で世界的な研究成果を成し遂げた。
最近はハイドロゲル以外に刺激反応型ミセル、ポリマーソーム、ハイブリッドナノ粒子などを開発し、静脈注射を通じて疾病箇所に選択的に薬物を伝達したり、物理化学的なシグナル発信を通じて精密な診断を可能とする機能を明らかにした。
政府が主管する先導研究センター支援事業の診断/治療用高分子研究センター長として活動しながら、共同研究による成果の極大化を目指して弛まぬ努力を続けるなど、生体材料分野の発展に大きく貢献した。