南元祐碩座教授は酵素模倣体を用いた生体模倣研究を通じて、生無機化学分野における酸素化学と酵素模倣研究の発展に多大に貢献し、国内の研究レベルをトップレベルに引き上げた世界的なリーダーである。
特に、酵素の化学反応でごく短時間しか現れない中間体の存在と模様を究明することで、酸素化酵素の化学反応において配位環境変化による中間体構造と反応性の調節が可能であることを証明し、生命現象に対する理解を深め、生体反応を模倣する人工酵素システム開発の土台を築いた。
最近は、Late Transition Metalを用いた金属-ヨウ素種に対する研究や光反応系で起きる酸素-酸素の結合生成研究に邁進するなど、酸素化学分野において他の追随を許さないほどの研究結果を相次いで発表し、韓国科学技術のレベルと認知度向上に貢献している。
*2020年にはコロナで映像撮影本がありません。