東レ尖端素材、高機能性リサイクル原糸の供給拡大で市場を先導
2022. 04. 28
東レ尖端素材が化学繊維業界では国内唯一保有する脱重合技術を活用し、リサイクル原料が100%の機能性原糸「Ecoway」の生産を拡大し、環境親和市場をリードしている。
EcoWayは東レ尖端素材の繊維ブランドで弾力性、メランジ効果など多様な高機能性を備え、潜在捲縮糸、分繊糸、 海島糸など差別化されたリサイクル製品で構成されている。
東レ尖端素材のリサイクル原料の売上は2021年の場合、前年対比4倍以上増加する一方、今年も設備投資を拡大し、持続的な成長を続ける計画である。
東レ尖端素材は廃ペットボトルを活用したリサイクル原糸の開発を皮切りに、国内で初めて脱重合技術を活用したリサイクル原糸の開発に成功し、持続的な技術革新を通じて2019年に100%リサイクル認証を受けて本格的な量産を開始した。
東レ尖端素材関係者は「差別化されたリサイクル原糸を供給し、グローバルファッションブランドのESG経営に寄与し、関連産業の発展にさらに努力する」と話した。
脱重合技術は廃プラスチック製品を化学的方法で分解する技術で、環境にやさしい差別化されたリサイクル製品を生産するために必須の技術である。