韓国東レ科学振興財団、第6回授賞式と共に学術シンポジウム開催、研究成果を共有
2023. 10. 25
韓国東レ科学振興財団(理事長李泳官)が第6回授賞式と学術シンポジウムを10月25日ソウル韓国経済人協会のカンファレンスセンターで開催した。
受賞者、学界及び産業界人事、学生など約170名が参加したこの日の授賞式では張榮太POSTECH教授と文柱昊延世大学教授が受賞し、それぞれ賞金1億ウォンと賞牌を受けた。
また、フェローシップは金ドゥリ漢陽大学教授、金玹佑POSTECH教授、具江姫UNIST教授、⾦娟秀POSTECH教授、柳在建西江大学教授が選定され、毎年5千万ウォンづつ3年間研究費を支援される。
特に、今回の授賞式では張碩福KAIST特訓教授と趙吉元POSTECH教授をはじめ去年5年間科学技術賞及びフェローシップを受賞した6名が化学及び材料分野の基礎と応用部分ではそれまでの研究成果を発表し、交流する学術シンポジウムを開催した。
この日参加した学界人事及び学生は受賞者の研究成果の共有を通じて化学及び材料基礎分野の課題に対する問題を踏み込んだ議論ができた意味深い時間だと話し、これから関連学問と技術発展に向けてさらに精進すると所感を述べた。
「創造する経営を通じて社会にする」という企業理念をもとに韓国の基礎科学発展のために設立された韓国東レ科学振興財団は今年設立6周年を迎い、今年まで科学技術賞12名、フェローシップ25名を選定し、理工系大学生約170名に奨学金を支援した。