全海尚社長、炭素産業政策フォーラムに参加、産業の振興のための素材企業の役割を議論
2021. 06. 08
全海尚社長が、6月8日慶尚北道亀尾市の金烏テクノバレー内のIT医療融合技術センターで慶尚北道及び韓国炭素振興院主管で開かれた炭素産業政策フォーラムのパネルとして招待され討論を行った。
炭素産業振興の発展方向及び慶北地域産業との連携方案の模索を目的で政・財界関連人事らが集まり深みのある議論が続いた今回のフォーラムで全社長は「炭素産業振興のための素材企業の役割及び計画」をテーマにした意見を発表し、耳目を集めた。
全社長はまず、我が国の炭素産業の現在と慶北地域の特性を説明しながら、炭素素材部品事業は他の素材部品産業とは異なって前後方産業の連携効果を発揮するために関連産業群との同伴成長が後押しされる必要があると主張した。
続いて、東レ尖端素材は炭素繊維を代表とする素材専門企業で、我が国の炭素繊維使用量の70%以上を安定的に供給する体系が既に備えていることを強調し、ただ、中間材産業と部品成型加工産業も共に発展してこそ炭素部品産業が発展できると話した。
最後に、地域内関連の産・学・研・官と共に炭素産業を発展させるために持続的な援助及び関連産業に投資することで自動車部品だけではなく、新エネルギー分野でも我が国の炭素繊維を安定的に供給できるよう素材企業としての責任を全うすると話した。