李泳官会長SETOフォーラムで講演「日韓企業の成功は易地思之が重要」
2021. 10. 07
李泳官会長SETOフォーラムで講演「日韓企業の成功は易地思之が重要」
李泳官会長は10月7日日韓専門家交流団体「SETO(Seoul-Tokyo)フォーラム」で東レグループと企業の立場から考える日韓関係について韓国東レR&D センターで特講を行った。
フォーラムの会員約40名がオン・オフラインで参加したこの日の特講で李会長は「企業の視線で見た日韓関係」をテーマに東レグループの革新性と東レ尖端素材の成功要因、日韓経済協力の必要性と関係構築などについて講演を行った。
李会長は初めに東レグループについて紹介しながらグローバルリーディンググループとして足踏みできた要因として、極限の追求、自律と創意、たゆまぬ挑戦と執念、融合研究などについてふれた。
また、東レ尖端素材の成功には東レグループと緊密な協力、当社の中核競争力、持続的な変化と革新、そして安定的な労使関係が土台となったと説明した。
続いて、日韓経済協力は絶対的に必要であり、共通の戦略的利益を探して未来志向的な日韓関係を築く必要があると話した。同時に、日韓企業の成功は「易地思之(相手の身になって考えること)」の精神を基にしたWin-Winな労使文化、コミュニケーションの活性化、顧客との共創、持続的な社会貢献などが必要だと強調した。
講演を受けた参加者たちは東レグループの革新DNA、東レ尖端素材の事業分野と生産製品、日韓の企業経営関連話題など関心のある分野について質疑応答を行い、多くの反響を見せた。